脂肪吸引は、究極のダイエット方法だと思います。
でも、その方法を知れば知るほど、ちょっと怖い?
今回は、そんな脂肪吸引の実際と原理を
あまり怖くない程度にご説明致します。
なんだかんだ言っても、やはり脂肪吸引は、外科手術です。
皮膚に入口を作り、その脂肪細胞そのものを除去するという立派な手術です。
脂肪吸引の長所は、不要な脂肪がくっついた気になるところの脂肪細胞だけを
取り除いてしまうので、痩せたいところだけ痩せることが可能で、
一度脂肪吸引をしたところは、脂肪細胞は増えないために、
以後リバウンドすることがない点にあります。
一般的に脂肪吸引は、皮膚に5ミリ程切開したあと、そこから細い
金属性のカニューレ(管)を入れ、筋膜と表皮の間に
存在する皮下脂肪を吸引する、という方法で行われます。
ただ・・・・・
皮下脂肪は液体ではないので、管を入れただけでは脂肪は吸引出来ません。
引っ掻きだすということが必要になってくるのです。
この時、当然脂肪とともに血液も吸引されますから、
多量に脂肪を吸引する場合には出血量に十分に注意する必要があります。
脂肪吸引による医療事故のほとんどの原因が、この出血量に関するものだと思われます。
簡単にあこがれのボディに!とか、一気に脂肪吸引OK!などという
宣伝文句はかなり危険だということになります。
現在は、より安全になり脂肪吸引自体の選択肢も増えてきていますが、
様々な状況を加味して、脂肪吸引に臨むことは必要のようです。