脂肪吸引の方法、気になりますね。
脂肪を吸引する、ということなので何かで吸い取るのだと
いうことは解りますが、その実際はどういうものなのか?
今回は脂肪吸引がどのようになされるのか
お話しますね。
脂肪吸引は、直径2~4ミリの吸引管(カニューレ)と呼ばれる先端に
いくつかの穴があいた管を脂肪層内に挿入して
脂肪を吸引します。
カニューレの引圧(吸い込む力)で先端にある穴に
脂肪組織が入り込み、カニューレを前後運動することによって
穴のエッジに力が加わり、脂肪が切り取られ、吸引されます。
以上のことから、脂肪が取り除かれ、その分、脂肪層の中は
いくつもの網目状のトンネルができます。
脂肪吸引についてさらに詳しくお話しますね。
脂肪吸引は、外科的な手術により、脂肪細胞そのものを除去する方法です。
カニューレと呼ばれる、金属性のストローのような細い吸引管を使って、
脂肪細胞を吸引していきます。
この際に除去できる脂肪は、皮下脂肪のみです。
内臓脂肪は取り除くことはできません。
現在では、技術向上により、頬、顎、上腕部(二の腕)、
腰回り、腹部、お尻、太もも、ふくらはぎ、
足首などあらゆる部分での施術が可能となっています。
吸引した脂肪を、胸などに再注入することもできる
「脂肪注入法」もあるのですが、そのお話はまたこの次に
させて下さいね。
ただ、脂肪自体はとても軽いものなのです。
だから、脂肪を吸引しても体重はあまり減りません。
部分的なシルエットを改善するのに適した方法、
それが脂肪吸引といえるでしょう。