脂肪と肥満と生活習慣病の最近のブログ記事

脂肪吸引が脂肪細胞の数を減らすことになると言うことは
ご存知の方も多いでしょう。

その脂肪細胞なのですが、
これまでは、生まれたばかりの赤ちゃんや思春期の成長の著しい時期など、
ある限られた時期にだけ数が増えるとされてきました。
ですが、最近の研究でその成長が大きな時期以外でも栄養過多になることで
脂肪細胞の数が増えることが分かってきました。
しかも、高齢の女性において増えやすいのだそうです。
嫌な話ですね~~・・・でも、事実のようです。

脂肪細胞の中では、脂肪の合成、分解、蓄積が行われています。
脂肪細胞の数は、成人で約250億個~300億個とも言われていて、
脂肪細胞1つの直径は1万分の1ミリです。

そして、その脂肪細胞の数が増えたり、あるいは細胞自体の
脂肪蓄積量が多くなると「太った」状態となります。

脂肪は、脂肪細胞の中の脂肪球といわれる油滴の中に蓄えられていると
言われています。

一度増えてしまった脂肪細胞は、
その後、数が減ることはなく、蓄積される脂肪の量によって
大きさが変化するだけなのです。

ですから、ダイエットをする目的は、
脂肪細胞の中の脂肪球に蓄えられている脂肪の量を
減らしていくこと、ということになりますね。

健康診断や、血液検査の結果などで、よく聞く言葉に
中性脂肪というものがあります。
この中性脂肪とは、血液中に存在する脂肪のことなのですが、
この中性脂肪を測定することで、
体内に蓄えられている脂肪の量を推し量ることができます。

よくご存知かもしれませんが、
お腹の皮膚の下にあって、摘むことができるのが皮下脂肪ですね。
これをなくすのに、皆さん苦労してらっしゃると思います。
一方、腹部の内臓の周りにあるのが内臓脂肪です。
というわけで、皮下脂肪と内臓脂肪は別ものですが、
構造的はなんら差はありません。

お腹回りをはじめ、二の腕やヒップの下などについた皮下脂肪は、
いわゆる、あのいや~~な“ぜい肉”ですが、エネルギーを蓄えたり、
保温に役立ったり、内臓を外部からの衝撃から守ったり、
和らげるクッションの役目も果たしています。
女性の場合には、出産時のエネルギーとしても使われます。

内臓脂肪は、内臓の回りにつく脂肪のことで、
臓器を支える役割を担っています。
ですが、必要以上に内臓脂肪が増えることで、動脈硬化症、高血圧症、糖尿病、
痛風、関節炎と言った生活習慣病の原因にもなり、
メタボリック症候群が危ぶまれます。

生活習慣病の多くは肥満と関係しています。
皮下脂肪の方が、見た目で確認できるので皮下脂肪が様々な病気を引き起こすと
勘違いしがちですが、実は内臓脂肪(消化管の間の脂肪組織)が
生活習慣病・メタボリックシンドロームと関係しています。

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◆脂肪吸引について◆
美容整形外科で行われる脂肪吸引には切らない、メスを使わないものもあります。脂肪吸引は失敗が心配ですが、ダイエット効果・術後のケア・脂肪吸引の口コミ情報や価格、体験談、無料モニター情報などのご提供できるブログを目指しています。頬、ふくらはぎ、背中、まぶた(瞼)、太もも、顔、二の腕、などの脂肪吸引をすることが多いですね。脂肪吸引といえば、高須クリニック・アサミ美容整形外科・リッツ美容整形外科・品川美容整形外科も非常に多くの情報をインターネット上で提供してくれています。上記の美容整形外科ではときどき、無料モニターも募集していますが、現時点での最新脂肪吸引方法は、品川美容整形外科や聖心美容整形外科、湘南美容整形外科などで行われているエルコーニア脂肪吸引です。短い施術時間で、あこがれのクビレをGETできます。EUAとPALを併用したりすることもあります。脂肪吸引はその方法のみでなく、麻酔の技術やスキンプロテクターなど皮膚を痛めない配慮、エンダモロジーやCETといったアフタートリートメントのシステムなど総合的に配慮することが結果の違いとなって現れる要素です。