体重と体脂肪の違いをご存知でしょうか?
今回は体重と体脂肪についてのお話をします。
体重が純粋な体の「重さ」であるのに対し、
体脂肪率とは体重に占める「脂肪の割合」をさします。
人間の体は主に水分と筋肉と脂肪でできており、
脂肪は生きていくためにある程度は必要なものです。
体重は標準でも体脂肪が高ければ「隠れ肥満」という
恐ろしい事になってしまうんですね。
BMI値というのがありますが、これは、心臓病、高血圧、糖尿病といった生活習慣病や
ある種のガンなどに対するその人の危険率(リスク)を
決定するかなり正確な指標であることが分かっていますので
計算の方法をお教えしますね。
■計算方法
体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
理想的なBMIは19.8~24.2の間。
みなさんは、いかがでしょうか?
さらに詳しく体重と体脂肪の関係についてお話しますと、
理想的なボディーを手に入れたいのならば、
「体重」を減らすことよりも「体脂肪」を
減らすことが大切になります。
どうしてもすぐに目に見える体重にばかりが気になりますが、
大切なのは、脂肪を減らすことなのです。
また、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが
体重から脂肪だけを取った重さを「除脂肪体重」といいます。
除脂肪体重には、骨、筋肉、血液など、
生命維持のために欠かせないものが含まれています。
短期間で体重を減らした場合、減った重量の、ほとんどが水分で、
次に筋肉、骨、血液となります。
肝心の脂肪はほとんど減っていないのが現実なんです。
体重はあくまでもその人の重さを示したものです。
飲んだり食べたりすれば、体重が増えるのは当然なのです。
それが体重なのですから。
ですから、体重ばかりを気にするのではなく
今後は理想の体を手に入れるためには体脂肪を気にするようにした方が
賢明でしょう。